子どもの予防接種(ワクチン)

  • 感染症から子どもたちを守るために、予防接種は非常に効果の高い手段の一つです。保護者あるいは子ども自身が予防接種のことを理解してから接種にのぞみましょう。
  • 予防接種はかかりつけ医で行います。当日、必ず母子手帳をお持ちください。
  • 予約が必要な場合がありますので、前もって医療機関にお問い合わせください。
  • 北九州市にお住まいの方は市から予診票が送付されます。摩擦や消しゴムなどで消すことができない黒ボールペン等で記載してください。任意予防接種の予診票は医療機関で受け取りましょう。
  • 福岡県内に住民票がある方は、県内のほとんどの市町村で定期接種は無料で受けることができます。福岡県外に住民票がある場合、お住まいの市町村にお問い合わせください。事前に手続きが必要な場合があります。
  • 心配なことわからないことがあれば医療機関にご相談ください。

子どもの定期予防接種

  • 法令で定められた定期接種は無料、通常、生後2か月から開始します。
  • 接種対象年齢以外の方が定期接種を希望する場合は任意接種となり有料です。
  • 予防接種のスケジュールは以下をごらんください。

 

ワクチンデビューは、生後2か月の誕生日

|生後2か月(初回)から接種する定期予防接種

同時接種(一度に複数を接種する)をおすすめしています。
2024年4月から五種混合ワクチン、15価肺炎球菌ワクチンが開始されています。
ロタワクチンは飲むワクチンです。

予防接種

接種対象年齢(接種が望ましい年齢)

接種回数

五種混合

(ジフテリア, 破傷風, ポリオ, 百日咳, ヒブ)

生後2か月から7歳半未満

(初回生後2か月から7か月)

4回

小児用肺炎球菌

生後2か月から4歳(初回生後2か月から6か月)

4回

B型肝炎

生後0か月から1歳未満(生後2か月から8か月)

3回

ロタ

生後6週から24週(ロタリックス®)

生後6週から32週(ロタテック®)

ロタリックス® 2回

ロタテック® 3回

  ※ 2024年3月以前に予防接種を開始した方が接種するワクチン

予防接種

接種対象年齢(接種が望ましい年齢)

接種回数

四種混合

(ジフテリア, 破傷風, ポリオ, 百日咳)

生後2か月から7歳半未満

(初回生後2か月から7か月)

4回

ヒブ

(インフルエンザ菌b型)

生後2か月から4歳(初回生後2か月から6か月)

4回

|BCG(5か月〜7か月)定期予防接種

予防接種

接種対象年齢(接種が望ましい年齢)

接種回数

BCG

生後0か月から1歳未満

(生後5か月から7か月)

1回

|日本脳炎 定期予防接種

標準的な接種期間は3歳から。日本小児科学会では、日本脳炎のリスクが高い地域では、生後6か月から日本脳炎ワクチンの接種を開始することを推奨しています。生後6か月からの接種を希望される方はかかりつけ医にご相談ください。

予防接種

接種対象年齢(接種が望ましい年齢)

接種回数

日本脳炎

1期初回 生後6か月後7歳半未満(3歳)

1期追加 生後6か月後7歳半未満(3歳)

2期   9歳から12歳(9歳)

合計4回

 1期初回2回

 (6日から28日間隔)

 1期追加1回

 (1期初回から1年後)

 2期1回

|1歳以降に開始する定期予防接種

予防接種

接種対象年齢(接種が望ましい年齢)

接種回数

麻しん、風しん

1期 1歳

2期 小学校入学前の1年間

2回

水痘

1歳から2歳(初回生後12か月から15か月)

2回(3か月以上の間隔で接種)

|小学生以降以降に開始する定期予防接種

予防接種

接種対象年齢(接種が望ましい年齢)

接種回数

二種混合

(ジフテリア、破傷風)

1期 1歳

2期 小学校入学前の1年間

2回

ヒトパピローマウイルス

(HPV、子宮頚がん予防)

12歳となる年度の初日から16歳となる年度末までの

間にある女子(初回 中学校1年女子)

3回

(9価 15歳未満は2回)

 

2価 

 1回目接種の1か月後、6か月後

4価・9価

 1回目接種の2か月後、6か月後

9価(15歳未満の場合)

 初回接種から6か月後

 

子どもの主な任意予防接種(有料)

任意のワクチンは有料ですが、感染症予防に対してとても重要なワクチンです。
各医療機関で接種できるもの、また対応も異なりますので、あらかじめご相談ください。

予防接種

接種対象年齢(接種が望ましい年齢)

接種回数

おたふくかぜ

1歳以降(1歳と小学校入学前の1年間)

1回あるいは2回

インフルエンザ

生後6か月以上

2回/年(13歳未満)

1回/年(13歳以上)

 

予防接種を受けた後に

急激な副反応が多い接種後30分は、医療機関とすぐに連絡が取ることができるようにしておきましょう。当日の入浴は可能です。激しい運動はさけて過ごしてください。高熱、ひきつけを起こすなど異常がある場合は速やかに医師の診察を受けましょう。

予防接種に関する情報(厚生労働省ホームページより)

予防接種がある病気について、病気の概要やワクチンの効果などについてのまとめです。

2024/6月変更